ロードレースの面白さって
2014年 03月 23日
だいたいレースの個人的な好みはあって。
最近のツールドフランスのジャージ争い、特にスカイのレース運び等がすごく退屈で
中途半端な観光番組にしかなってないというか。
なにかワクワクするシーンとか、駆け引きとか言うのがないなーと。
素人の俺がいうのもなんですが。
ただ、ステージレースでもブエルタやツールドスイス、ダウンアンダーは
毎年競る展開になって見所が多いし、
特にワンデーレースはステージレースと違って
すべてのチームが優勝狙いで凌ぎを削ってくるので、見る方は面白い。
それと、力があるだけでは勝てない、
戦略と臨機応変さをうまく出せたチーム、選手が勝つレースというのは
見るものを飽きさせないですね。
カンチェラーラのような大物が横綱相撲で独走勝利するようなのも
時にはいいんだろうけど、
毎度それではね、という話です。
こういう考え方はちょっとヒネくれてるんでしょうけど。
そういうわけで、今晩はミラノサンレモです。
去年のゴールシーン。
写真はシクロワイアードから。
サガンは優勝候補だったし、実際優位に運べてたんだけど、
ポッジオを下った後はほぼすべてのアタックに
自分から反応してしまって、
最後のゴールスプリントはシャヴァネルが仕掛けたのをみて
早駆けしてしまった。
チオレックはずっと集団で息を潜めてたし、
サガンの番手をとっていて、
最高のタイミングでスプリントしていた。
力があるだけでは勝てない、
何かそれを思い知らされたレースだった。
ゴールした瞬間にサガンがすごく悔しい表情をしてたのをよく覚えてます。
こういう失敗を繰り返して、大きくなっていくんでしょうね。
このレースは去年見たレースでも1、2番に面白かった。
もうひとつはどうだろう、
リエージュ・バストーニュ・リエージュと世界選手権のエリートロードかな。
一つじゃないですね。